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ささいな日常の記録

「大いなるゲーム」のエンディング

BBCSherlock を楽しく見ています。
NHK のサイトだと SHERLOCK(シャーロック)|NHK BSプレミアム 海外ドラマ ですが、第1シーズンのサイトがいつの間にかなくなってたんで、そのうちにリンク切れになるかも知れません。


さて、第1シーズンの第3作「大いなるゲーム」は、「あれ?これで終わりなの?」という終わり方をしていました。
あの後、シャーロックとワトソン、そしてモリアーティがどうなったのか気になって、夜も眠れないという人がいないとも限りません。
BBC 公式の「ワトソン博士のブログ」The blog of Dr. John. H. Watson には、「大いなるゲーム」の本編には出てこないエンディング後のエピソードが書かれています。


以下、拙訳ですが The Great Game から問題の部分を和訳してみます。
IMDb"Sherlock" A Scandal in Belgravia あたりを見ると、第2シーズン第1作「ベルグレービアの醜聞」の最初に出てくるエピソードのようです。
(という事を訳し終わってから気付いたわけですが)
ネタバレがお嫌いな方は、「ベルグレービアの醜聞」(7月22日放送)を見てからお読みください。


<<以下、ネタバレです。ご注意ください>>




... シャーロックは私の体から爆弾を取り除いた。私達が息をつく暇もなく、いくつものレーザー照準の光が私達を照らした。戻ってきたモリアーティは、もう一度気が変わった、と言った!! 結局、私達は死ぬのだ。シャーロックは床に置かれた爆弾に銃口を向けた。私達が死ぬのであれば、モリアーティも道連れだ。


私は息を止めた。それは何ヶ月もの時間に思えた。二人のどちらがどんな行動に出るか、私には全く想像がつかなかった。モリアーティに認識できるような人間的感情のないことは明らかだった。シャーロックも人間的感情なんか気にはかけないと宣言していた。これがその時なのか? 私は本当に死ぬのか? スポーツセンターで?


その時、モリアーティの携帯が鳴った。彼は電話に出て、狙撃手の攻撃を中止させた。彼は我々を殺さなかった。そして、彼が去った時、私はようやく一息つく事ができた。


こうして、シャーロック・ホームズと私は、次の日を迎えることができたのだ。




ちなみに、第1作「ピンク色の研究」で出てきた、シャーロックのサイトもあります。
The Science of Deduction


あと、聖バーソロミュー病院のモルグで働いているモリーフーパー(シャーロックに気がある女性)のブログ Molly Hooper とか、「大いなるゲーム」で殺された女性タレント、コニー・プリンスのサイト Connie Prince なんてのも。
コニー・プリンスは「ボトックスなんて使っちゃダメ」とか言ってます。